土の器

宮本牧師のブログ

ことば

赤いレンガの祭壇

1984年の愛の御霊、殉教の御霊の大傾注の中より産み出されていったヨハネ教会新会堂は、数々の熱い思い出と共に、私の胸の中に深く刻まれています。特に、島原栄光教会と同じ赤いレンガを使った祭壇に、私は特別な愛着を今なお持っております。この祭壇には…

毎日がペンテコステ

ペンテコステには教会員が一丸となってその祝福を求めるでしょう。 しかし、キリストの教会にとって、ペンテコステは毎日のものでなければなりません。 毎日がペンテコステでなければなりません。(アンドリュー・マーレー) 朝、礼拝堂に聖会の余韻が残って…

聖書は説教されることを待っている

説教について、月曜日の続きです。 現代日本の礼拝説教が力を失い、それゆえ教会が力を失っているとするなら、それは、私たち説教者がいつの間にか、あまりにも「賢く」あろうとしているからなのではないだろうか。学者のような、零細企業の経営者のような、…

イミタチオ・クリスティ

今日は、朝日新聞の「折々のことば」から。 imitatio Christi (トマス・ア・ケンピス) イミタチオ・クリスティ。「キリストの模倣」を意味するラテン語で、「キリストに倣いて」と訳されてきた。 イミテーションといえば、今では偽物、紛い…

仕事

キング牧師が暗殺される半年ほど前に、フィラデルフィアで中学生に話しました。 もしあなたが道路を掃除する仕事に召されたのなら、 ミケランジェロが名画を描いたときのように、 ベートーベンが名曲を作曲したときのように、 シェークスピアがすばらしい詩…

恵老の日

敬老の日、おめでとうございます。 敬老の日は、1947年に兵庫県の小さな村で制定された「としよりの日」に由来しているとか。 お年寄りに対する尊敬の気持ちを大切にし、長寿を祝うことは聖書の教えでもあります。 敬うの代わりに恵みと書くと「恵老の日」に…

我らは四人であった

今回の葬儀で紹介した内村鑑三先生の言葉から。19歳の長女ルツ子さんを天に送った後に書いたという短い詩です。 我らは四人であった。 しかして今なお四人である。 戸籍帳簿に一人の名は消え 四角の食台の一方はむなしく 四部合唱の一部は欠けて 讃美の調子…

主の足もとに座り

昨日は、教会の婦人会(マリア会)のミニ修養会が半日のプログラムで持たれ、短いプログラムでしたが、参加されたみなさんが恵まれた顔で帰って行かれ感謝でした。 「マリアは良い方を選んだ」とのテーマで、私たちの継続仲代である日々のクリスチャン生活の…

プロは道具を大切にする。音楽家には楽器。料理人には鍋や包丁。イチローの活躍の背後にも、彼のバットを20年近く作り続けてきた専門職人がいるそうだ。多くの説教家にとっての道具。それは辞書であり、さまざまな書物であり、パソコンであり・・・・・・。しかし…

十字架とキリスト像

教会暦では次の日曜日が棕櫚の聖日で、その日からキリストの最後の一週間(受難週)が始まります。こんな話しを読みました。 2003年の8月、ニューヨークにあるホーリークロス教会に泥棒が入りました。泥棒は献金箱と十字架のキリスト像を盗んで行ったそうで…

イエスの御名は薬です

聖イエス会は、勤労感謝の日である11月23日を「健康感謝の日」と定め、一年の働きと健康を神に感謝します。アメリカやカナダでも、この時期に「収穫感謝祭(Thanksgiving)」が祝われます。清教徒たちがアメリカに渡り、最初の大地のみのりを神にささげたこ…

神の悲愛の息吹き

ある祈りの本から。 祈りと聖霊には深い関係があります。 聖霊。ギリシア語ではプニューマ。「風」とも「息」とも訳すことのできる味わい深い言葉です。 井上洋治神父は、「聖霊」を「神の悲愛の息吹き」と訳しました。 神が、悲しむまでも愛をもって、わた…

むなしい器

秋の教区聖会の感動が礼拝堂に残っています。神の子の声が響き、いのちにあふれました聖会でした。 聖会の備えに用いられた「三無一体」の勧めと「むなしい器」というルターの祈りがあります。 いずれも自分が神の前にどのような存在であるかを問いかけ、そ…

私を変えた聖書

作家の三浦綾子さんが、『わが青春に出会った本』の中で、最後に『聖書』を取り上げ、「ここでひとこと断っておかねばならない重要なことがある」と、この本をまとめておられます。以下、三浦さんの言葉です。 「それは、私にとって聖書は、他の本と同列に置…

中心に方向をとる

「教会が本当に新しくされるのは、 すべて聖書の中でわれわれに語られる神の言葉を新しく聞くことに基づく。 ・・・教会は新たにされることの必要と、 そしてまた新たにされるということの意味を発見する」と。 言い換えれば、「教会が新しくなるとは古くなるこ…

灯火親しむべし

「読書の秋」と言われますが、どうして、秋と読書が結びついたかというと、古代中国の文人・韓愈(かんゆ)が詠んだ「時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒」という詩から来ていると言われています。「降り続く長雨がやんで、空がすっきりと晴れ…

車のハンドル

「早起きクリスチャンの祝福」という本にこんなことが書かれていました。 聖日説教の時間にみことばを聞くだけでは、神様のみことばと私の人生を結びつけることができない。神様は聖書を通して、ご自身のことだけでなく、人間の存在のすべてのことについて語…

鐘と撞木の相が鳴る

禅問答か江戸の小咄か。 こんなやりとりがある。 「鐘が鳴るのか、撞木が鳴るか。」 答えは 「 鐘と撞木の相が鳴る。」 撞木とは、鐘を鳴らすバチのこと、 鐘も撞木も、それだけでは音を鳴らせない。 でも二つのものが出会う瞬間、音が生まれる。 「相が鳴る…

明日は9月19日

彼女は、献身の第一歩を踏み出したあの夜、心の中で言った。 「たとえ私の生涯が惨めに終わっても悔いはありません。私は神のことばに従ったのですから。」 そして、その生涯の終わりに彼女は語った。 「すばらしい人生でした。悔いはありません。イエス様、…

クリスチャンの仕事

「クリスチャンの仕事は祈ることである」とマルチン・ルターは言いました。ユダヤ人の子どもたちはみな仕事を身に付けなければなりません。イエス・キリストも二つの仕事を身に付けられました。大工の仕事と祈りの仕事です。そのうちの一つは地上のことのた…

暖かさ

木曜日であった。空はねずみ色であった。・・・ 神父は私に声をかけてくれた。ぼたん雪が降っていた。 「あなたは少年時代から、キリスト者の生活の目的とは何かということを探し求めてきた。・・・ 今、あなたにその真の目的を教えてあげる。・・・ キリスト者の生活…

Aging with Grace

教会では、今週の礼拝で敬老の日のお祝いができませんでしたので、次の日曜日に礼拝に来てくださっているみなさまに小さなプレゼントをお渡しします。礼拝に通えない方のところには、昨日もプレゼントを届けてくださった方がありましたが、こちらからお届け…

海はどのように深くても かならず海底がある 苦しみや悲しみはどのように深刻でも 時間という海底がある 微笑みという すばらしい珊瑚礁がある 祈りという 無限に浸透する光がある ---河野進 河野先生の詩にはいつも慰められます。 今日は海の日です。 海は…

つみびと

花の詩画集で知られている星野富弘さん。群馬県の東村(現・みどり市)にある富弘美術館は今年で開館25周年を迎え、その記念「あの時から空がかわった」という新しい詩画集が出ました。今回も素敵な詩画とエッセイでいっぱいです。 タチアオイの絵は「つみび…

家に入ること

今朝、礼拝堂に入ると春の聖会の余韻がのこっているのを感じました。 昨日のメッセージで、こんな話しを聞きました。神癒で用いられていた先生の言葉だそうです。 あなたの肉親が死にかけているとき、医者を呼んでおいて、来てくれたときには家に入ることを…

方法に窮する勿れ

先日も書いたNHKの連続テレビ小説「あさが来た」で話題の広岡浅子さんが書かれた文章を読みました。彼女がクリスチャンになった後、九転十起生というペンネームで一年に渡りある週刊誌に寄稿した「一週一信」という文章です。改革の根源はクリスチャンの覚醒…

説明書

昨日、京都から名古屋に戻り、編集を担当しているデボーションガイドの2016年版第2巻を仕上げ、今日無事に入稿しました。いつもご利用いただいているみなさん、続けてご愛用ください。まだ使っていない方は、各教会までお問い合わせください。 最近読んでい…

あさが来た

先日訪れた御殿場は、「あさが来た」で話題の広岡浅子さんのゆかりの地です。彼女は60歳を過ぎて信仰に導かれクリスチャンとなりますが、その後、御殿場の別荘で日本女子大学の学生を中心に夏期勉強会を主催し、女性の活躍できる社会を築くために尽力します…

聖書を開くなら

読書の秋。 教会ではデボーションガイド(ロゴス社発刊)を使って聖書通読することを勧めています。 読み始めたその日から3年で、旧約聖書を1回、新約聖書を2回読むことができます。 新シリーズも2サイクル目に入っていますが、先日、来年の第1巻の最終原稿…

前夜

ある祈りの本から。 牢に閉じ込められていたペトロのために教会が祈ったとき、 その祈りが答えられたのはいつだったでしょうか。 「ヘロデが彼を引き出そうとしていた日の前夜」でした。 祈りがいつ答えられるかについて悩まないでください。 私たちの時には…