土の器

宮本牧師のブログ

赤いレンガの祭壇

1984年の愛の御霊、殉教の御霊の大傾注の中より産み出されていったヨハネ教会新会堂は、数々の熱い思い出と共に、私の胸の中に深く刻まれています。特に、島原栄光教会と同じ赤いレンガを使った祭壇に、私は特別な愛着を今なお持っております。この祭壇には、様々なイメージがこめられていますが、特に「殉教者の数を満たす」という使命がこめられています。
この祭壇の前で祈っていた時、「私の使命、それは愛! 私の使命、それは殉教!」と、幾度激しく御霊に迫れたことでしょうか。
思い返せば、1983年4月の霊父霊母の九州巡礼、……翌年2月13日の福山における聖霊傾注! 続いて数日後に嵯峨野教会でもたれた聖霊傾注聖会において、堀井美恵子姉が見事に聖霊を拝領されたことが、ことのほかうれしく印象に残っています。3月に入って新会堂建設工事開始。工事期間中、マンションの一室においてもたれた一触即発のごとき雰囲気の祈祷会、更に6月10日の霊父による島原栄光教会献堂式に合わせた、ヨハネ教会と黎明教会合同の九州巡礼。……そしてついに、霊父を迎えしての8月5日の献堂式と聖会! ……その夕べ、霊父から洗礼を受けられた8名の方々の喜びは、特別なものでありました。また聖霊の導きの中で、若い人々が次々と主にとらえられ、変えられていったことも、大きな喜びとして心に残っております。……
この聖なる祭壇の前で、イエス様と皆さまとの間に、美しい気高い誓いがなされ、多くの聖人、殉教者が産み出され、ご経綸が促進し、主のご再臨をお迎えすることができますように心よりお祈り申し上げます。
「主よ、いつまで待つべきなのですか?」
「殉教者の数が満ちるまで!」(I・A)

 

1981年から85年までの5年間、現在の会堂が建てられるころにお世話になった牧師先生が天に召されました。教会創立20周年誌に寄せられていた牧師の文章です。