聖霊によらなければ

人々はペトロの説教を聞いて大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに、「兄弟たち、私たちは（救われるために）どうしたらよいのですか」と尋ねました。ペトロは「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によってバプテスマを受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば賜物として聖霊を受けます。この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです」と懇ろに勧め、その日三千人が仲間に加えられました。かつて、ダビデがメシアを主と呼んでいることを理解できなかった人々も、今は十字架と復活によって、神の右に上げられイエスを主とあがめることができるようになったからです。 私の感動は、「ダビデは霊を受けて（霊の働きによって）、メシアを主と呼んでいる」ということです。彼はイエスよりも千年も前の人ですが、アブラハムがそうであったように、モーセがそうであったように、聖霊によって「イエスは主である」と言ったのです。聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」とは言うことはできません。しかし、聖霊によるなら、半端な聖書知識や、自分なりの理解ではなく、心の底から｢イエスは主である｣と言わせてくださるのです。 聖霊によって、ダビデがメシアを主と呼んでいる。「こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が、『イエス・キリストは主である』と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」 「イエス・キリストは主である。」amen。 明日はペンテコステを記念し、聖イエス会福井教会の井伊勲先生をお迎えし、今年の上半期特別聖会がもたれます。豊かな聖霊の働きを求めます。明日は信徒、求道者向けの集会になりますので、教会は初めてと言われる方は、6月２日のオープン礼拝にいらしてください。ご来会をお待ちしております。