土の器

宮本牧師のブログ

光の子ども

イエス・キリストは言われました。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」ヨハネの福音書にはこの箇所のほかに「わたしは〜である」、ギリシア語の「エゴ・エイミ」という表現が6つ用いられていま…

再び接ぎ木する

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。ローマ人への手紙11章23節今週の祈祷会は、日曜に京都もたれたイスラエル歓迎集会に大阪教区の聖歌隊とこどもたちが参加し、イスラエルの歌を担当させていただいたので、その映像をダイジェスト版で見ていただ…

あなたがたは世の光です

11月のオープン礼拝メッセージ「あなたがたは世の光です」聖書 マタイの福音書5章13-16節マタイの福音書シリーズ(21) 作家の三浦綾子が読者からの14の人生相談に答えた『小さな郵便車』という本があります。悩みは人それぞれです。夫婦や嫁姑の問題、恋愛…

もし塩が塩気をなくした

クリスチャンが陥りやすい2つの傾向があると言われています。「純粋の孤立」と「妥協の埋没」です。前者は、信仰の純粋性を守ろうとする余り、いつのまにか周りから煙たがられて孤立してしまうことであり、後者は、この世と上手く付き合おうと妥協する余り…

兄弟愛の教会

今週も祈祷会を大切に。ミニ宣教セミナーの7回目。御言葉をシェアします。ヨハネの黙示録3章7-13節今回のテーマは愛の引力をもつ兄弟愛の教会です。フィラデルフィアとは「兄弟愛」という意味ですが、この教会は「少ししか力がなかったが」神のみことばを守…

あなたがたは地の塩です

メッセージ「あなたがたは地の塩です」聖書 マタイの福音書5章13-16節マタイの福音書シリーズ(21)8回に分けて「山上の垂訓」の初めに記されている「八福の教え」を学びました。原文では「さいわいなるかな」という言葉で始まる「八福の教え」は、私たちが…

水源地の清め

水の本質を変えてしまったエリシャの奇跡(Ⅱ列王2章)は、イエスがカナの婚宴で水をぶどう酒に変えた奇跡を思い起こさせます。私たちは何か問題があると慌てふめてしまい、走り回りやすい存在です。自分の力で、自分の経験で問題を変えよう、人を変えよう、…

我は初めなり、終わりなり

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。イザヤ書44章6節、ローマ人への手紙11章36節今週は『神の十二の御名』の続きです。聖書に示された神の12の御名を一つひとつ、聖書を開きながら学び味わっています。今日は旧約聖書で永遠の神が名乗り、新約聖書…

水源地の清め

本日の礼拝は、城東教会でもたれた教区の聖会に合流しました。講師はスミルナ教会の根村誠牧師でした。第1集会メッセージ「水源地の清め」聖書 エゼキエル書47章9節、列王記 第二2章19~22節第2集会メッセージ「神は来て、あなたがたを救われる」聖書 イザヤ…

圧倒的な勝利者

私たちは弱く、迫害と聞くと恐れを感じます。今、教会と迫害の関係について考えてみましょう。十字架の前夜、最後の晩餐が終わった後、ゲッセマネの園に向かう道すがら、イエスは有名な「ぶどうの木の譬え」を語られました。それはイエスと弟子たちとの関係…

宣教の備え

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。コリント人への手紙 第二 4章5節ミニ宣教セミナーの6回目、今回は「宣教の備え」の2回目です。前回は宣教の備えということから、目に見えない部分の霊的準備についてお話ししましたが、今回は、何を伝えるのか…

幸福なるかな、義のため迫害されている者

メッセージ「幸福なるかな、義のために迫害されている者」聖書 マタイの福音書5章2-10節マタイの福音書シリーズ(20) 「八福の教え」のうち、「柔和な者」「あわれみ深い者」「心のきよい者」「平和をつくる者」については、幸いな人と言われても同意できる…

神と和らぎ

平和は、人間の内面に関わるものです。イエスは言われました。「人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさ」です。人間のうちから出てくるものの延長線上に平和はありま…

我は主なり

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。イザヤ書43章10-11節。秋期聖会のメッセージを深めるシリーズを終え、今週は『神の十二の御名』の続きです。聖書に示された神の12の御名を一つひとつ、聖書を開きながら学び味わっています。今日はイザヤ書から…

幸福なるかな、平和をつくる者

礼拝メッセージ「幸福なるかな、平和をつくる者」聖書 マタイの福音書5章2−10節マタイの福音書シリーズ(19)特定の人種や民族、宗教、性別、職業、身分に属する人々を排斥する差別的な言動、いわゆるヘイトスピーチが世界に蔓延し、社会問題化しています。…

ずきずき痛みました

カトリックのシスター、渡辺和子先生の文章です。「履歴書を書かされる時、必ずといってよいほど学歴と職歴が要求されます。しかしながら、もっとたいせつなのは、書くに書けない『苦歴』とでもいったものではないでしょうか。学歴とか職歴は他の人と同じも…

カナンの女の信仰

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。マタイの福音書15章22-28節今週の祈祷会も、秋期聖会のメッセージを深めるシリーズ。第2聖会のメッセージ「異邦人教会のシンボルであるカナンの女の信仰」をなぞりながら学びました。イエスの三度にわたる拒絶…

幸福なるかな、あわれみ深き者

10月のオープン礼拝メッセージ「幸福なるかな、あわれみ深き者」聖書 マタイの福音書5章2−10節 「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションに過ぎない」とはアインシュタインの言葉です。常識と偏見は真逆のもののように思えますが、ほんとうは紙一…

きよい心

八福の第6番目は「心のきよい者は幸いです。その人たちは神を見るからです」という幸いです。ここで使われている「きよい」とは、「透き通った水のような透明さ」「混じり気のない純粋さ」という意味です。神が求めている「きよい心」とは、罪のない心では…

奮起させるため

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。マタイの福音書15章22-28節今週の祈祷会も、秋期聖会のメッセージを深めるシリーズ。今週と来週は、第2聖会のメッセージ「異邦人教会のシンボルであるカナンの女の信仰」をなぞりながら、深め学びます。私たち…

幸福なるかな、心の清き者

礼拝メッセージ「幸福なるかな、心の清き者」聖書 マタイの福音書5章2−10節マタイの福音書シリーズ(17)10月最初の礼拝でした。地域のだんじり祭の日と重なったので、今月のオープン礼拝は来週になります。堺に来て最初の秋ですが、だんじり熱に驚いていま…

義と聖と贖い

八福の第4番目は「義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるからです」という幸いです。ここで使われている「義」という言葉は、新約聖書の中でも意味深長な言葉です。単なる道徳的正しさや社会的正義を超えるもので、詳訳聖書は「神のみ前での正…

破れ口に立つ者

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。エゼキエル書22章30節ほか今週の祈祷会も、秋期聖会のメッセージを深めるシリーズ。先週に続いて、今回の基調メッセージ「破れ口で主のみ前に立ち」をなぞりながら、特に「破れ口に立つ者」という部分を聖書…

幸福なるかな、義に飢え渇く者

メッセージ「幸福なるかな、義に飢え渇く者」聖書 マタイの福音書5章2−10節マタイの福音書シリーズ(16)9月の最後の礼拝でした。今月は聖イエス会の創立者である大槻武二牧師の召天20周年ということで、大槻牧師のことを紹介しています。大槻牧師は京都府の…

鍛えられたしなやかさ

八福の第3番目は、「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです」という幸いです。詳訳聖書では「柔和な者〈穏やかな、忍耐深い、しんぼう強い人〉」と原語の意味をていねいに訳していました。クリスチャンの間では「柔和」という言葉に良いイメ…

手をこまねいていてはいけません

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。歴代誌 第二29章4−5、10−11今週からしばらく、祈祷会は秋期聖会のメッセージを深めるシリーズです。今日は聖会のテーマとなった「今は怠ってはならない」という、歴代誌の御言葉の背景からヒゼキヤの宗教改革に…

幸福なるかな、柔和なる者

礼拝メッセージ「幸福なるかな、柔和なる者」聖書 マタイの福音書5章2-10節(民数記12章3節、詩篇106篇23節)マタイの福音書シリーズ(15)先週は京都での秋期聖会でした。今回の聖会は、聖イエス会の創立者・大槻武二牧師の召天20周年記念の聖会でしたが、…

今は怠ってはならない

秋期聖会のテーマは「今は怠ってはならない」でした。「わが子らよ、今は怠ってはならない。主はあなたがたを選んで、主の前に立って仕えさせ、ご自分に仕える者となし、また香をたく者とされたからである。」(歴代誌下29:11口語)この言葉は、ユダ王国の最…

異邦人教会のシンボルであるカナンの女の信仰

今週も祈祷会を大切に。今週の祈祷会は日曜の礼拝に続いて、秋期聖会のメッセージを学びました。御言葉をシェアします。マタイの福音書15章21-28節「今は怠ってはならない」というテーマで導かれた聖会を通して、今という時代に、私たちがなすべきことが明ら…

破れ口で主のみ前に立ち

本日は京都でもたれている秋期聖会の中継による礼拝でした。今週も礼拝の恵みに感謝します。メッセージ「破れ口で主のみ前に立ち」聖書 歴代誌下29章11節、詩篇106篇23節(口語訳)