土の器

宮本牧師のブログ

自分では収めきれない私

ある説教者がヨハネの福音書21章を「偉大なる蛇足」と呼びました。その内容はペテロの再召命、全き献身です。私たちは自分の器では収めきれない試練、悲しみ、苦悩を経験することがあります。イエスの十字架の前夜、三度もイエスを知らないと言ったペテロも…

ただ一度のまなざし

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。雅歌4章9〜10節、ヨハネの福音書12章3、7節。今週の祈祷会は、来週もたれる大阪教区のマリア会の集いのために、『言』の最新号からお勧めをいただきました。雅歌の花嫁のように、マグダラのマリアのように、イ…

ペテロと私

礼拝メッセージ「ペテロと私」「イースターと私」シリーズ(3)聖書 ヨハネの福音書21章15〜17節ほか今日は礼拝の後、役員さんの司会で自己紹介タイム。皆さんの声を聞かせていただき感謝でした。堺に来て早1カ月。今週も礼拝の恵みに感謝します。

トマスのために

復活されたイエスが弟子たちに現れてくださった時、そこに居合わせなかった弟子がいました。デドモと呼ばれるトマスです。あの日から1週間、トマスはどんな気持ちで弟子たちのところにとどまり続けたのでしょうか。 復活されたイエスは、弟子たちに「ガリラ…

わが聖霊体験

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。ヨハネの黙示録1章12-13、17-18節昨日4月17日は大槻筆子先生の内住記念日でしたが、今日は『エルサレムをめざして』から、その証「わが聖霊体験」の前後の記事を紹介し、祈りに導かれました。「エルサレムへ、…

トマスと私

礼拝メッセージ「トマスと私」 「イースターと私」シリーズ(2)聖書 ヨハネの福音書20章24-31節今週も礼拝の恵みに感謝します。

くするぶる燈心

「二人は暗い顔をして……」。主の十字架という、凍りつくような経験が、二人の弟子の心を曇らせていました。彼らは言います。「ナザレのイエスのことです。この方は、神と民全体の前で、行いにも言葉にも力のある預言者でした。それなのに、わたしたちの祭司…

神の都に喜びを

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。詩篇46篇4節メッセージ「神の都に喜びを」堺に来て3回目の祈祷会。1回目は受難週の黙想会。2回目は京都聖会の映像だったので、普通の祈祷会は最初になります。祈り深い教会を目指して、祈祷会も再出発です。今…

エマオの弟子たちと私

礼拝メッセージ「エマオの弟子たちと私」「イースターと私」シリーズ(1)聖書 ルカの福音書24章13-34節4月最初の礼拝、今週も礼拝の恵みに感謝します。

歓喜、狂喜、陶酔、有頂天

キリストが復活されたイースターの夕べのことでした。弟子たちはユダヤ人を恐れ、自分たちのいる家の戸に鍵をかけ、絶望の中に座り込んでいました。するとそこへイエスが来て真ん中に立ち、「シャローム(平安があなたがたにあるように)」と言われたのです…

生ける水の川としてください

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。雅歌4章15節(口語訳)、エゼキエル47章9、12節今週は転任があり、堺教会では見ていただけていなかった年会聖会の第2集会のメッセージをご覧いただきました。聖会で語られた大切なメッセージが教会に浸透します…

平安と驚きの神

イースター礼拝メッセージ「平安と驚きの神」聖書 ヨハネの福音書20章19〜20節(19章19〜20節)キリスト教のエッセンスは十字架と復活です。もう少し平たく言えば、キリストの十字架によって罪が赦されたという平安、キリストの復活によって死が打ち破られた…

本来あるべき姿

イエスがエルサレムに入城された後、神殿の境内で見た光景は、本来あるべき神殿の輝きがまったく失われたものでした。なんと悲しいことでしょう。イエスは失われた神殿の輝きを取り戻すために、全力で御自分の住まいである神殿を清められたのです。本来ある…

イエスは宮にはいられた

棕櫚の日の礼拝メッセージ「イエスは宮にはいられた」聖書 マタイの福音書21章12〜17節今日は堺教会での最初の礼拝でした。今週も礼拝の恵みに感謝します。中国は梁の時代の『元帝纂要』に「一年の計は春に在り」と書かれているとか。四季の初めの春は、いろ…

完了した

礼拝メッセージ「完了した」聖書 ヨハネの福音書19章28〜30節ほかヨハネの福音書シリーズ(115)今週も礼拝の恵みに感謝します。今日で深草ヨハネ教会で礼拝メッセージを語るのは最後になりました。大勢の方が集まってくださり、中にはずっと祈り続けていた…

いつも全力を注いで

深草での4年間の働きを終え、新任地に出発しようとしています。コロナ禍で集会を閉じたり、礼拝を分散で行ったり、普通ではない4年間でしたが、主の憐れみと、いつも祈ってくださるみなさんに支えていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。堺でも、初…

生ける水の川としてください

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。雅歌4章15節(口語)、エゼキエル書47章9節「主よ、私を生ける水の川としてください。」年会聖会のメッセージを深めました。

あなたは流れ出る川

今週の礼拝は、嵯峨野教会でもたれた春の聖会の中継をご覧いただきました。聖会のテーマは「あなたは流れ出る川」。第1聖会 「血と水が流れ出た}第2聖会 「生ける水の川としてください」2回の恵まれた聖会に続き、任命式が行われました。神学院を巣立ち宣教…

あなたの渇きは終わった

「わたしは渇く」これはイエスが十字架の上で語られた7つの言葉の5つ目です。イエスは、人類が自らの罪の罰として当然受けなければならなかった裁きを、代わりに十字架の上でお受けになりました。イエスが十字架上で経験された渇きと苦しみは、肉体の渇きや…

神の時計

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。イザヤ書21章11〜12節聖会前、先週と今週の祈祷会で『言泉集』第9巻「聖霊の刷新」から、1984年の新年に語られた2つのメッセージを学んでいます。今週は「神の時計」を学びました。キリストの再臨を待望する熱…

わたしは渇く

礼拝メッセージ「わたしは渇く」十字架のことば(前編)聖書 ヨハネの福音書19章25〜28節ヨハネの福音書シリーズ(114)今日は3月のオープン礼拝でした。天気に恵まれ、毎月この日だけはと足を運んでくださる皆さんが集ってくださいました。今日は洗礼式がも…

ただ一度のまなざし

「あなたは私の心をうばった。私の妹、花嫁よ、あなたは私の心を奪った。ただ一度のまなざしと 首飾りのただ一つの宝石で。私の妹、花嫁よ。あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、あなたの香油の香は、すべての香料にまさっている。」(雅歌4:9-10)雅歌…

主は近い

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。ピリピ人への手紙4章5節。聖会前、今週と来週の祈祷会で『言泉集』第9巻「聖霊の刷新」から、1984年の新年に語られた2つのメッセージを学びます。今週は「主は近い」を学びました。キリストの再臨を待望する熱…

愛の御霊よ、来てください

礼拝メッセージ「愛の御霊よ、来てください」古谷有美牧師 聖書 マルコの福音書14章3〜9節 今週も礼拝の恵みに感謝します。

見よ、この人だ

讃美歌「まぶねのなかに」は、日本の賛美歌の発展に貢献された由木康牧師(「きよしこの夜」や「血汐したたる」を訳された先生)が作詞されたメイドインジャパンの讃美歌で、ヨハネ福音書19章5節の御言葉をモチーフに、「この人を見よ」という歌詞がくり返し…

主の栄光を鏡に映す

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。コリント人への手紙 第二 3章17〜18節今週は、昨年から学んできた『聖なる道』シリーズの最終回、第31日「主の栄光を鏡に映す」から学びました。

この人を見よ

礼拝メッセージ「この人を見よ」聖書 ヨハネの福音書19章1〜7節ヨハネの福音書シリーズ(113)今週も礼拝の恵みに感謝します。

愛は多くの罪をおおうからです

ヨハネの福音書21章を見ると、ガリラヤ湖畔で、復活されたイエス・キリストが弟子たちにご自分を現された時のことが詳しく記されています。奇跡の大漁を経験した弟子たちが陸に上がると、炭火がおこしてあり、朝食の準備が整っていました。イエスを囲んで朝…

御国の建設者

今週も祈祷会を大切に。御言葉をシェアします。ガラテヤ人への手紙3章1節。祈祷会では「愛の狂人」というメッセージに取り組んでいます。4人の人物がモチーフとして描かれたこのメッセージは、今から40年前に語られたもので、今日まで語り継がれています。こ…

わたしを愛していますか

礼拝メッセージ「わたしを愛していますか」聖書 ヨハネの福音書18章15〜18節、21章9節、15節ヨハネの福音書シリーズ(112)1984年2月13日、福山教会から始まった愛のリバイバルは、聖イエス会の歴史に刻まれ、私たち共通の原点となりました。あれから40年、…