土の器

宮本牧師のブログ

むなしい器

秋の教区聖会の感動が礼拝堂に残っています。神の子の声が響き、いのちにあふれました聖会でした。 聖会の備えに用いられた「三無一体」の勧めと「むなしい器」というルターの祈りがあります。 いずれも自分が神の前にどのような存在であるかを問いかけ、その向こうにある神の恵みを求めています。 ごらんください、主よ、満たされる必要のあるむなしい器を。 わたしの主よ、どうかこの器を満たしてください。 わたしの信仰は弱いのです。どうか、強くしてください。 わたしの愛は冷え切っています。 わたしをあたため、わたしを熱し、 わたしの愛が隣人に届くようにしてください。 わたしには強く堅固な信仰が欠けています。 ときとして、わたしは疑い、 あなたをひたむきに信頼することができません。 ああ、主よ、どうか助けてください。 わたしの信仰を強め、あなたを信頼させてください。 わたしはあなたのうちに、わたしがもつ宝のすべてを置いています。 わたしは貧しく、あなたは富んでおられ、 貧しい者に対して恵み深くあられる方。 わたしは罪人であり、あなたは正しく、 わたしは罪にまみれ、あなたのうちには義が満ちあふれています。 ですからわたしはあなたとともにいたいのです。 わたしはあなたからいただくばかり、 あなたに差し上げるものはなにひとつありません。アーメン 宗教改革500年、改革者の祈りに心を合わせます。 今週も大切なことを大切に。