むなしい器
秋の教区聖会の感動が礼拝堂に残っています。神の子の声が響き、いのちにあふれました聖会でした。
聖会の備えに用いられた「三無一体」の勧めと「むなしい器」というルターの祈りがあります。
いずれも自分が神の前にどのような存在であるかを問いかけ、その向こうにある神の恵みを求めています。
ごらんください、主よ、満たされる必要のあるむなしい器を。
わたしの主よ、どうかこの器を満たしてください。
わたしの信仰は弱いのです。どうか、強くしてください。
わたしの愛は冷え切っています。
わたしをあたため、わたしを熱し、
わたしの愛が隣人に届くようにしてください。
わたしには強く堅固な信仰が欠けています。
ときとして、わたしは疑い、
あなたをひたむきに信頼することができません。
ああ、主よ、どうか助けてください。
わたしの信仰を強め、あなたを信頼させてください。
わたしはあなたのうちに、わたしがもつ宝のすべてを置いています。
わたしは貧しく、あなたは富んでおられ、
貧しい者に対して恵み深くあられる方。
わたしは罪人であり、あなたは正しく、
わたしは罪にまみれ、あなたのうちには義が満ちあふれています。
ですからわたしはあなたとともにいたいのです。
わたしはあなたからいただくばかり、
あなたに差し上げるものはなにひとつありません。アーメン
宗教改革500年、改革者の祈りに心を合わせます。
今週も大切なことを大切に。