土の器

宮本牧師のブログ

両刃の剣

ユダヤ人青年とクリスチャンが新約聖書について議論していました。新約聖書は神の言葉ではないと主張するユダヤ人青年にクリスチャンは、ヘブル人への手紙4章12節「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、魂と霊を刺し貫く」という言葉を読み聞かせました。
「私がここに抜き身の剣を下げてきて、これは非常に鋭い物であるから、試してみようと言ったとする。しかしあなたは、いやそれは杖に過ぎないという。どんなに説明してもその考えを変えないと仮定しよう。そこで私はあなたに、それではこれを握ってごらんと言う。あなたはそれを握って傷を受けたら、その考えを変えるだろう。新約聖書が本当に剣かどうかを試してみてはどうか。」
するとユダヤ人青年は「わかりました。試してみましょう」と答えた。彼はその時から新約聖書を読み始めた。そして、数日してからこう言った。「新約聖書は確かに剣であり、私自身を深く傷つけました。私の魂は、夜も昼も安らぐことができなくなりました。だから、神の言葉に従って、救い主イエス・キリストのもとに行き、罪を告白して赦していただきました。すると、新約聖書が約束しているように、私に平安が入ってきました。」
聖書、神の言葉は、聖霊の助けによって、罪について、義について、またさばきについて、世の誤りを明らかにします。敬虔な心で、私たちをキリストに導く、神の言葉に耳を傾けましょう。