それでも明日は来る
今日は三浦綾子さんの言葉です。
そうした中にあって、私が絶望しないで生きてくることができたのは、
「それでも明日は来る」という希望があったからだ。
それがどんな明日であるかはわからぬにしても、
とにかく神が私に与えてくださる明日なのだ。
そう思うと勇気が出た。
人間が生きるうえで最も必要なものは「希望」です。何らかの「希望」があれば、人は生きていく力がわいてきます。
戦争に敗れ、教えてきた教科書に墨を塗られた若き教師、堀田綾子さんは、すべてに絶望して、生きる気力を失い、オホーツクの海で入水自殺を図ろうとしました。危機一髪で救われ、やがて初恋の人、前川正さんの真実な愛に打たれ、キリストに出会うことができました。自分の命は、創造主から与えられた大切な命であり、生かされている命であること。また自分の罪や過ち一切は、罪のない神のひとり子キリストの十字架の犠牲によって赦されたということ。このキリストにあって新しい命が与えられ、神の愛に生かされて生きることができるのだということ等々。そして、この神は、どこまでも「希望と励ましと忍耐の神」であったことを知った綾子さんは、猛烈に生きるエネルギーを天から与えられるようになりました。そして彼女の紡ぎ出した数多くの文学作品は、国内外の読者に大きな希望と励ましを与え続けています。
「それでも明日は来る」、とても希望を与えられる言葉で、復興の合い言葉にしたいものです。
---「三浦綾子100の希望」込堂一博
小山教会のU牧師が天に召されたとの連絡がありました。
天の教会は偉大な祈り手を獲得しました。今日までの先生の祈りに感謝。