土の器

宮本牧師のブログ

収めきれない試練

名古屋での17年の働きを終えて、4月から京都は伏見区にある深草ヨハネ教会でお仕えしています。 非常事態宣言が出される前、5日の棕櫚の聖日の礼拝に一度、信徒の皆さんと顔を合わせた後、教会での集まりを自粛、休止することになり、いまはオンラインで集会を続けながら、非常事態宣言が解除されたときのために備え、祈っています。 このタイミングで、新しいブログのサイトを立ち上げることも考えましたが、ひとまずサイト名だけを変えて、以前の続きとして書いていきたいと思います。とりあえず、4月の集会を記録し、聖書箇所をアップしておきました。少しずつ書き留めていきたいと思いますので、よろしければお付き合いください。 名古屋での最後の礼拝で、そして先週、深草での礼拝でも紹介した『ふり返る祈り』という素敵な祈りの本があります。どの祈りも心に響きますが、「収めきれない試練」の時の祈りは、いま私たちの必要な祈りではないでしょうか。どう祈ってよいかわからなくなったとき、ぜひ声に出して祈ってみてください。神様という大きな器に身をゆだねながら・・・。 神様、人生には必ずしも一度に一つの出来事が起こるのではありません。一度にさまざまなことが起こってくるのです。そして一つ一つのことは小さくありません。心悩ませ、涙にくれながら、祈らせられる事ごとです。主よ、私の心の器はそんなに大きくありません。起こってくる試練をとても収めきれないのです。けれども、私自身はあなたの大きな器の中にあります。今日も肩の力を抜き、あなたの愛のわざの中に身をゆだねて、あなたの御心を行うことができるようにお守りください。 明日の礼拝もオンラインでの礼拝になります。信徒の皆さん、恵まれてください。