父の日の礼拝
メッセージ「イエス・キリストの系図(その2)」
聖書 マタイの福音書1章1-6節、創世記17章1-8節、ガラテヤ人への手紙3章16節
マタイの福音書シリーズ(2)
イエス・キリストの系図のむずかしさは、続き物の小説を途中から読む時の、あのわかりにくさに似ています。小説や漫画、ドラマでもそうですが、「前回までのあらすじ」があるように、旧約聖書から始まる聖書全巻を、最初から読まないで、途中から新約聖書だけを読もうとする人のために付けられた「前回までのあらすじ」が、この系図です。特に、冒頭の「アブラハムの子、ダビデの子」という言葉(称号)は重要です。そこで、今週は「アブラハムの子」、来週は「ダビデの子」という言葉に注目し、系図の背景となる聖書物語を確認しておきたいと思います。
こういう言い方をしてもいいかもしれません。聖書は大きな森のようです。案内がなければ迷ってしまいます。この森を攻略するための道案内が信仰の父アブラハムなのです。
今日は父の日、この世界で父と呼ばれるすべての存在に感謝。
なによりも天の父なる神に感謝。
今週も礼拝の恵みに感謝します。