土の器

宮本牧師のブログ

あなたのみことばは

この暗い時代にあって、私たちは何を目当てに進むことができるでしょう。詩編119編は、176節からなる聖書中最も長い章です。8節毎の22の段落があり、各段とも節の最初の文字がそろっていて、それがヘブライ語のアルファベット22個の順番になっているという手の込んだイロハ歌です。 その主題はただ一つ、御言葉の尊さです。神の御言葉が「みおしえ」「道」「さとし」「戒め」「おきて」「仰せ」「さばき」「定め」「みことば」など、様々な言葉で次から次へと、ほとんどすべての節に登場してきます。今年、それほど御言葉を慕う日々を送れたら幸いです。 新改訳2017で詩篇119篇105節を読んでみましょう。「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」そして、こう続きます。「主よ、みことばのとおりに私を生かしてください。・・・私はあなたのさとし(みことば)を永遠に受け継ぎました。これこそ、私の心の喜びです。私は、あなたのおきて(みことば)を行うことに心を傾けます。いつまでも、終わりまでも。」時代がどんなに暗くても「光は暗闇の中で輝いている」と告白し続け、御言葉の光に照らされて歩んで行きましょう。「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」 次の日曜日も3密を避け、分散礼拝を行う予定です。嵯峨野教会でもたれる新年聖会の中継になりますので、いつもと時間がちがいます。ご注意ください。