土の器

宮本牧師のブログ

神がどんなに大きいかを語りなさい

サウル王とイスラエル軍は、40日の間、朝に夕に現れるゴリアテを見続け、彼の言葉を聞き続けることによって、恐れに支配され、戦わずして敗れていました。しかし、ダビデゴリアテの大きさではなく、神の大きさを見たのです。そして、語ったのです。ダビデの勝利の哲学、人生のエラの谷で何を見、何を聞き、そして、何を語るのか。 考えてみれば、聖書は信仰の言葉に満ちています。ある人がこう言いました。「神にあなたの山がどんなに大きいかを言うのをやめなさい。その代わりに山に向かって、あなたの神がどんなに大きいかを語りなさい。」ですから、ダビデはこう言っています。「お前は剣や槍で私に向かってくるが、わたしはお前が挑戦したイスラエルの神、万軍の主の名によってお前に立ち向かう。主は救いを賜るのに剣や槍を必要とはされない。この戦いは主のものだ」と。これは信仰の宣言です。つまり言葉の問題です。私たちは、すぐに問題の大きさ、深刻さ、難しさ、辛さを語ります。できない。だめだ。無理だ。どうせ・・・。どうして・・・。なぜ・・・。否定的な、消極的な、不信仰な言葉がつい漏れてしまうのです。するとどうでしょう。現実に、言ったとおりになるという経験をするのです。言葉の持つ力です。ですから、私たちの教会から、家庭から、日常から、そういう言葉を締め出しましょう。そして、もっと良い言葉を、美しい言葉を、積極的で、肯定的で、信仰にあふれた言葉を使うようにしましょう。 今週も大切なことを大切に。