はてしない物語
ドイツの作家ミヒャエル・エンデが書いた、児童向けファンタジー小説『はてしない物語(ネバー・エンディング・ストーリー)』をご存じでしょうか。バスチャンという主人公の少年が、あることから一冊の本の世界に入り込んで行って、滅びかかっていたその世界を救うというワクワクするストーリーです。でも、考えてみれば、イエス・キリストの物語こそ、いつまでも終わらない、終わらせてはならないネバー・エンディング・ストーリー(はてしない物語)なのではないでしょうか。5年に渡って礼拝で学んできたヨハネによる福音書も、いよいよ十字架と復活の場面を残すのみとなりましたが、著者であるヨハネは福音書の最後にこう書いています。「イエスのなさったことは、このほかにも、まだたくさんある。・・・その一つ一つを書くならば、世界もその書かれた書物を収めきれないであろう。」これぞ神の愛のはてしない物語なのです。
次の日曜日、聖歌隊が福井教会でコンサートをさせていただきます。
福井方面のみなさん、ぜひお出かけください。
今週も大切なことを大切に。