土の器

宮本牧師のブログ

窓辺のあなたに

先週の木曜日の朝、家内が母教会でお世話になった婦人聖職者の先生が天に召されました。私も学生時代から、親しくさ せていただいていた先生で、いつも声をかけ、励ましてくださった優しい先生でした。先生が、「風のおくりもの」という素敵な詩集を遺しておられます。神様への、教会への、そして家族への愛がいっぱい詰まった詩集です。イブ礼拝でも、クリスマス礼拝でも、先生の詩集からクリスマスの詩を紹介させていただきました。 窓辺のあなたに 窓を開いて キャロルを聞いてくださる あなた つたない賛美に 拍手を送ってくださる あなた 暖かい励ましを ありがとう でも クリスマスの主役は 飼い葉桶のキリスト わたしたちのキャロルも あなたの拍手も 愛の心も みんな みんな キリストのもの どうか あなたのその暖かい手で 幼子キリストを 迎えてください わたしたちのために 天の位を棄てて お降りくださった キリストを わたしたちに 新しい歩みと 朽ちない命を 与えてくださる キリストを クリスマス、それは神のはかり知れない犠牲と愛が、この世に顕された日。クリスマス、それは父なる神がその独り子を私たちに賜った日。このクリスマスの日を、当たり前の一日とせず、キリストの木、十字架に思いを馳せながら、その有り難さに、驚きと感謝を新たにいたしましょう。そして、主の御名をたたえる新しい歌を、主に向かって歌わせていただきましょう。 今年も一年、ブログを愛読してくださったみなさまに心から感謝します。新しい年が、希望にあふれた一年となりますよう、お祈り申し上げます。元旦礼拝は1月1日(日)朝10時半から。クリスマスに続き、初詣も教会にお越しください。