土の器

宮本牧師のブログ

この時のため

今日は祈祷会の日。今週届いた、しののめ合唱団によるエルサレムでのコンサートの報告をまず紹介し、すばらしい報告に一同で主に感謝しました。今日の御言葉をシェアします。エステル記4章からです。 4:13 モルデカイは再びエステルに言い送った。「他のユダヤ人はどうであれ、自分は王宮にいて無事だと考えてはいけない。 4:14 この時にあたってあなたが口を閉ざしているなら、ユダヤ人の解放と救済は他のところから起こり、あなた自身と父の家は滅ぼされるにちがいない。この時のためにこそ、あなたは王妃の位にまで達したのではないか。」 4:15 エステルはモルデカイに返事を送った。 4:16 「早速、スサにいるすべてのユダヤ人を集め、私のために三日三晩断食し、飲食を一切断ってください。私も女官たちと共に、同じように断食いたします。このようにしてから、定めに反することではありますが、私は王のもとに参ります。このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります。」 4:17 そこでモルデカイは立ち去り、すべてエステルに頼まれたとおりにした。 秋期聖会後、「チャレンジ!祈りと宣教」というテーマと3つの祈りを聖書の物語から学んでいます。聖書は、どの書も、どのページも、たくさんのチャレンジで満ちています。先週のネヘミヤ記に続き、今日はエステル記から、御言葉を学びました。どちらの書も、歴史的にはバビロン捕囚後の出来事ですが、エルサレムでは帰還民による神殿建設、ペルシャではユダヤ民族の救済という命がけのチャレンジがあり、祈りがあったことに感動しました。 エステル記には「神」という文字も、それに伴う宗教的行為、礼拝とか祈りとか賛美いう言葉も見いだせないのですが、新共同訳聖書の旧約続編にあるエステル記(ギリシャ語)には、モルデカイとエステルの感動的な祈りが記されています。ぜひ読んでみてください。