土の器

宮本牧師のブログ

ある兵士の祈り

成功を収めるために 神に力を願ったのに 弱くなってしまった 謙遜を学ぶように 偉大な事をするために 神に健康を願ったのに 病気になってしまった 神の心に叶うように 私の願いは何一つ 叶えられなかったけれど 希望した全てのことを 私は受けた 幸せになるために 神に富を願ったのに 貧しくなってしまった 生きる厳しさ知る様に 弱い人を助けるために 権威を願ったのに 無力になってしまった 神に頼ることを学ぶ様に 神は私に必要な事 何もかも知っておられる 希望した全てのことを 私は受けた 人に尊敬されるために 神に手柄を願ったのに ただ失敗に終わった 思い上がらない様に 聖なる人になるために 神に徳を願ったのに 罪の醜さに泣いた 神の愛の深さ悟るために 私の姿は変わらない 弱く何も出来ないけれど 喜びに満ち溢れて 私は歌う ---古木涼子作・クレド(弱いものの信仰告白) 原詩・ある兵士の祈り(A Creed For Those Who Have Suffered) 以前、渡辺和子先生の本で、初めてこの祈りを知り、とても感動しました。この祈りは南北戦争で廃疾となった無名の南軍兵士が病院に書きつけて残したものと言われ、現在ニューヨークの34番街にある物理療法リハビリテーション研究所の壁に掲げられているそうです。明日から、聖歌隊でこの曲に取り組みます。深い信仰に導かれますように。