土の器

宮本牧師のブログ

水が出ました

イサクの受けた祝福をねたんだ、よそ者の成功を喜ばないその土地の人々が、貴重なライフラインである井戸をふさいでしまいました。ゲラルの谷間に移住したイサクは、そこで父アブラハムが掘った井戸を見つけ、それを掘り直します。するとまたゲラルの羊飼いが来て難癖を付ける。イサクは場所を移してまた井戸を掘る。するとまた水が豊かに湧き出します。こんなことが何度もくり返されました。決して争わず、恨みを抱かず、黙々と井戸を掘り続けるイサクの姿と、彼を祝福してやまない神。ついに争いが絶えたとき、イサクは言いました。「今や、主は我々の繁栄のために広い場所をお与えになった」と。その時です。再び主の言葉が臨みました。「わたしは、あなたの父アブラハムの神である。恐れてはならない。わたしはあなたと共にいる。わたしはあなたを祝福し、子孫を増やす。わが僕アブラハムのゆえに」。イサクは、そこに祭壇を築き、主の名を呼んで礼拝しました。 すると、敵する者がイサクの所に訪れて言います。「主があなたと共におられることがよく分かったからです。…あなたは確かに、主に祝福された方です」と。両者の間に友情の契約が結ばれた次の日、井戸を掘っていたイサクの僕たちが帰ってきてきました。「水が出ました!」と。イサクはその井戸をベエル・シェバ(誓いの井戸)と名付けます。 私たちもアブラハムの信仰と彼の契約、百倍の祝福を受け取る者として、イサクと共に父の井戸を掘り続けましょう。私たちもきっとこう言うでしょう。「水だ出ました!」 次の日曜日も人数制限をしての分散礼拝です。新しい方も予約が必要ですので、ご連絡ください。 第1礼拝は10時から、第2礼拝は11時15分から、それぞれ45分ほどの礼拝になります。