土の器

宮本牧師のブログ

ひとり子の神が

星の王子さまと言えばこの言葉です。仲良くなったキツネが教えてくれたとっておきのこと。 「大切なことは、目に見えないんだ。」 本の中では、その答えがはっきり書かれているわけではありません。読む人がそれを考えることが大切ということでしょう。真実、愛、友情。正解があるわけではないと思いますが、王子さまの星B-612がブルンシュビック版のパンセの断章612であるとするなら(詳しく知りたい方は「星の王子さまからのクリスマス・メッセージ」をお読みください)、それは神と私たちの契約ということですから、目に見えないほんとうに大切なものとは、信仰、そして目に見えない神様ご自身ではないかと思うのです。 そもそも信仰とは、「望んでいる事柄を確信し、まだ見ていない事実を確認することです。」信仰者は、目に見るものによらず、信仰によって歩んでいます。「信仰によって、モーセは・・・目に見えない方を見ているように、耐え忍んだ」のです。だから、「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。」それが星の王子さまからのクリスマス・メッセージです。 しかし、クリスマスの驚きの真実をお伝えします。クリスマスの夜、目には見えない神が、見えるものとなられたのです。「ことばは(キリストのことです)、人間となり、私たちの間にしばらくの間住まわれた。私たちは彼の栄光を見た。・・・だれもまだ神を見たことはない。ただひとりの比類のないみ子、ひとり子の神が神を目に見えるように現された」と。目には見えない大切なものが見えるものとなられたクリスマス、いま心の目を開かれて、ひとり子なる神を見ましょう。 今日は今年最後の松阪での聖書講座(クリスマス会)でした。 日曜日に洗礼を受けた高校生の一人は三重の教会のメンバーでした。 大きな喜びと感謝にあふれました。 年末年始の集会 2015年12月27日(日)年末感謝礼拝 午前10:30 2016年1月1日(金)元旦礼拝 午前10:30 2016年1月3日(日)新春オープン礼拝 午前10:30