土の器

宮本牧師のブログ

ビジョンの人、信仰の人

祈祷会を大切に。今週の御言葉をシェアします。ヘブライ人への手紙の11章から。 11:1 信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。 聖イエス会の創立者、大槻牧師は信仰の人、ビジョンの人でした。 1946年、聖イエス会の創立と共に様々なことに着手。聖職者の会服、機関誌、伝道新聞、会歌・・・神学校。 筆子先生が心配になり、「あなた大丈夫ですか?」と聞くと、こんな返事が返って来ました。「大丈夫だよ。この福音は、ローマ、エルサレム、地の果てまでも伝えられなければならない。僕一人では不可能だ。今のうちに若い伝道者を養成しておかなければ間に合わないよ。」 1950年、広島の御幸から京都の嵯峨野に神学校が移転。近所の方からワン公ハウスと呼ばれていた小さな教会。当時10名ほどの礼拝の時代に、イザヤ書35章が開かれました。「荒野と、かわいた地とは楽しみ、嵯峨野は喜びて花咲き、さふらんのように、さかんに花咲き、かつ喜び楽しみ、かつ歌う。・・・それは荒野に水がわきいで、さばくに川が流れるからである。」必ずこの地にリバイバルが起こりますよ。多くの聖人聖女がさふらんの花のようにさかんに咲きますよ。神の言葉を信じましょう。 1957年、大槻牧師ご夫妻の25周年を記念して、立派な茶室が建てられました。それは大槻牧師の希望によるものでした。「まあ見ていなさい。今にイスラエルの人々が訪ねて来ますよ。外国人は、どんな立派な洋式の建築を見ても驚きません。しかし、これを見たらどんなに喜ぶことでしょう。」また一人のイスラエル人も現れていない時の話しです。 もし私たちにどこかにしまい込んでしまったビジョンがあるなら、もう一度それを取り出して、弱った手を強くし、よろめく膝を健やかにして、祈り直してみようではありませんか。信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することなのですから。