はかりも知れない神の恵みよ
礼拝で、マタイによる福音書をシリーズで学んできましたが、昨年の3月にキリストのエルサレム入城(主の路の日の出来事)を学びました。その日からマタイ福音書では受難週(final week)の記事になったわけですが、ふり返れば1年以上かけて受難週のメッセージをしてきたことになります。特に今年に入ってから、毎週、十字架のメッセージを聞いていただきました。今週は教会暦で受難週、十字架の言葉を心に留め、主の十字架を思い巡らす一週間を過ごしたいと思います。
最近、聖歌隊でくり返し賛美したチャールズ・ウェスレーの「はかりも知れない神の恵みよ(depth of mercy)」という曲は絵画的でインスピレーションにあふれた素敵な賛美です。
はかりも知れない 神の恵みよ 私の罪を 赦されるとは。
今日まで長く 招きを拒み 御顔を避けて 歩み続けた。
私の罪が 主に傷を負わせ その手のひらに 釘打ち付けた。
手のひら示し 御腕を広げ 迷う私の 名を呼ばれる主。
さあ主に近づこう 憐れみの主に 主の御名を呼び 近づこう。
恵みの泉は開かれた。
日本語訳・讃美歌21 442番+Kan.M