土の器

宮本牧師のブログ

チェンバロ コンサート

今日はお隣の豊田教会でもたれるクリスマスの特別集会の案内です。2年前、名古屋教会にも来てくださった三宅真理子さんによるチェンバロコンサートが、豊田教会の献堂30周年を記念してもたれます。お近くの方は、ぜひお出かけください。 三宅真理子さんは神戸の教会のメンバーですが、ご主人は仕事の関係で現在は名古屋教会に籍をおいています。以前、ご主人から、チェンバロ・コンサートに対する熱い思いを聞かせていただいたことを思い出します。コンサートで使われるチェンバロはご主人の手作りで、楽器の搬入、組み立て、調律までをご主人が担当してくださいます。チェンバロの製作に1年半を費やしたそうですが、何度も挫折しながら、それでもこれを神様の栄光のために用いていただきたいとの一心で完成させました。そんなお二人にとって、教会での演奏はまさに福音の証の時であり、「教会で使っていただけるだけで嬉しいんです」と喜々として話してくださる姿に感動しました。チェンバロハープシコード)は、ピアノの源流をなす鍵盤楽器の一つで、外観はピアノによく似ていますが、発音原理が異なります。ピアノはハンマーで弦を叩いて音を鳴らしますが、チェンバロは爪状のプレクトラムで弦を掻いて音を鳴らします。めずらしい古楽器の音色でクリスマスの音楽をお楽しみください。ご主人は、チェンバロの音色を初めて聞かれた時に、「これは教会で用いられるべき音だ」と思われたそうですが、礼拝堂で聞くチェンバロの音色は最高です。 Soli Deo Gloria