土の器

宮本牧師のブログ

breathless

祈祷会で、その日の聖書通読の箇所を短く交読することにしています。メッセージの時間とは別に、ただ聖書をそのまま声に出して読むという時間です。昨日の通読箇所は、列王記上からでしたが、10章の最初の部分を交読しました。ソロモンの名声を聞いたシェバの女王がエルサレムを訪問する場面です。 シェバの女王は、ソロモンの知恵と彼の建てた宮殿を目の当たりにし、また食卓の料理、居並ぶ彼の家臣、丁重にもてなす給仕たちとその装い、献酌官、それに王が主の神殿でささげる焼き尽くす献げ物を見て、息も止まるような思いであった。 女王は王に言った。「わたしが国で、あなたの御事績とあなたのお知恵について聞いていたことは、本当のことでした。わたしは、ここに来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じてはいませんでした。しかし、わたしに知らされていたことはその半分にも及ばず、お知恵と富はうわさに聞いていたことをはるかに超えています。あなたの臣民はなんと幸せなことでしょう。いつもあなたの前に立ってあなたのお知恵に接している家臣たちはなんと幸せなことでしょう。あなたをイスラエルの王位につけることをお望みになったあなたの神、主はたたえられますように。 ソロモンに仕えていた人々、そこでなされていた礼拝、それは来訪者たちを魅了し、感嘆させました。息が止まりそうなほどの驚きと興奮の連続だったのでしょう。「これが教会のあるべき姿だ」とみことばを通して、主がささやかれたように思いました。イエスは言われました。「ここに、ソロモンにまさるものがある」(マタイ12の42)と。 次の日曜日、みよしにある豊田教会で賛美歌コンサートがもたれます。賛美はしののめ聖歌隊(京都さがの教会)です。お近くの方は、ぜひお出掛けください。