土の器

宮本牧師のブログ

続ヘブライ語

祝福あれ、主の御名によって来る人に。---詩編118の26 礼拝堂正面の壁、右手にもヘブライ語で聖書の言葉が掲げられている。それが詩編118編26節だ。来年で献堂40周年を迎える現在の礼拝堂だが、献堂当時からこの二つの御言葉が掲げられている。この教会が、この礼拝堂が、そういう場所であるという証だ。 古来、諸聖徒たちに愛唱されてきた詩編118編は、詩編最短の詩117編と、詩編最長の詩119編にはさまれ、各所に金のような信仰告白と、銀のような人生訓が散りばめられた詩だ。この詩を愛したルターの言葉が伝えられている。 これはわが詩編なり。わが特愛の詩編なり。もとより、われは全詩編を愛するもの。全聖書はすべてわが慰め、わが生命なり。されど、本編は、わが心にいと近くして、なかんずくわがものと呼ぶ。皇帝も、王も、賢者も、詩人も、みなわが助けとならざる時、われを多大なる苦難より救い出してくれしはこの詩編なり。 私もこの詩を自分のものとし、「主よ、我らを救いたまえ(ホサナ!)・・・。主の名によって来る者に祝福あれ」と歌い続けるものでありたい。恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。 ぜひ詩編118編を味わってください。 昨日、交通事故で入院中のユースのメンバーの所へお見舞いに行ってきました。頭を強く打ったと聞いていたので心配していましたが、目立った外傷もなく、普通に話もでき、安心しました。「神様が守ってくれたね」と話し、一日も早い回復を祈りました。彼女の目に涙が光っていました。