土の器

宮本牧師のブログ

はい

母の日の礼拝で紹介した佐藤初女さんの「限りなく透明に凜として生きる(「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光)」から。 大槻牧師がくり返し教えてくださった「無になる」というメッセージに通じる内容だと思います。 自分の考えを出さずに、こちらは透明でいること。 そのために大切なことは、「はい」という言葉ではないかと思っています。 「何かこうしてね」とお願いされたら、まず軽やかに「はい」と返事する。 この「はい」という言葉の受け入れが、その後のやりとりに思いのほか大きく働くのではないでしょうか。 素直に「はい」と言えばまとまるものも、なかなか「はい」までいかないで、途中でぐずぐずしていることが多いですね。・・・ 「はい」と相手を受け入れることが自分をも受け入れることになるのだと思います。・・・ 「はい」は、たった2文字ですが、ほんとうに涼やかで透明な響きがあります。 子どもの「はい」という返事は、とってもかわいらしいですよね。・・・ わたしもそれくらい「はい」という言葉が好きなのに、自分のことを振り返ると、なかなか出ていないことに気づきました。まさに、この「はい」を心がけている現在、スタッフに「わたしが今日、何回『はい』と言ったか数えてみてください」と頼んでいます。 「はい」と実践に移るのは非常に尊いことですが、いきなりはできませんから、とにかく毎日の生活の中で繰り返すことですね。みなさんも一日のうちに何回「はい」と言っているか、数える習慣をつけてみてはいかがでしょうか。 イエスの母も、そして召し使いたちも、イエスに「はい」と言いました。限りなく透明に生きた人たちです。その時、奇跡は起こったのです。さあ、水がぶどう酒に変えられるような、信じられない奇跡が、あなたの人生にも起こるように。イエスに「はい」と言いましょう。 Say Yes to Jesus. あとのことはイエスがしてくださいます。