土の器

宮本牧師のブログ

星を見つめて

数年前に手に入れた『二つの客間』という古い古い説教集に「星を見つめて」という素敵な文章がありました。 東方の博士を救い主に導いた星、・・・その星がどんな星であったのか、今の私たちにはわかりませんが、はっきり言えることは、その星が、東方の博士だけではなく、その地方の人には誰にでも見えたということです。 ・・・リンゴはニュートンが見つめる前から地面に落ちていました。ペニシリン用の青カビ(世界初の抗生物質)は、日本の鰹節にも付いていて、フレミングがそれを見つけて薬にする前から日本にもありました。大切なことは、見つめることです。主イエスのご降誕、クリスマスの神秘は、これを真剣に見つめる人にだけ、その意味がわかるのです。 「言は肉となって、私たちの間に宿られた。私たちはその栄光を見た。」ヨハネと共に、今日も見つめ続けましょう。「それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。」 次の日曜日はクリスマス礼拝です。教会では感染予防対策を行いながら人数制限をしての分散礼拝を行っています。 教会は初めてと言われる方でも予約していただければ参加できます。ぜひご連絡ください。クリスマスは教会で。