土の器

宮本牧師のブログ

固定

私たちの願いは、本気でキリストにつながることです。言葉を換えるなら、私たちのまなざし、フォーカスをキリストに固定することです。使徒パウロの言葉を借りればこう言うことです。「すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競争を忍耐強く走り抜こうではありませんか。信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら」(ヘブライ人への手紙12:1-2)。新改訳聖書では、「イエスから目を離さないでいなさい」と訳され、英語の聖書では「fix(固定する)」という言葉が使われているところです。パウロはまたこうも言っています。「あなたがたの中で善い業を始められた方が、キリスト・イエスの日までに、その業を成し遂げてくださると、わたしは確信しています」(フィリピの信徒への手紙1:6)と。 だから、今ある自分の姿に嘆く必要はありません。焦ることも、逃げ出すこともありません。あなたの救いの始めとなってくださったキリストが、必ず救いのしんがりとなってくださるのですから、この方から目を離さないようにしましょう。私たちの救いの始めとなり、しんがりとなってくださる十字架のキリストを見つめ続けましょう。もっと驚きを持って、もっと感動を持って。 次の日曜日は、地域の教会が集まっての新年の信徒聖会です。 講師は伊丹信夫牧師(聖イエス会城東教会・大阪府大東市)。 御言葉を待ち望みます。