土の器

宮本牧師のブログ

古い手帳

いつの間にか、1年の間の手あかのついた古い手帳を閉じる日が来てしまった。 ゴマ粒のように小さく書かれた1年のスケジュールは、私の人生の歩みであり、人生を映し出す鏡である。泣いたり笑ったり、旅行したり運動したり、文章を書いたり人に会ったり、メッセージをしたり・・・。 ぎっしりと書き込まれた手帳には、どうしてこんなにたくさんのことを消化することができたのかと思うほど、人生の痕跡がそのまま残っている。手帳に書かれてある多くの教会と多くの人たちは、恐縮な思いで祈りつつ仕えた、私の人生の足跡である。つたない文章と下手な話術で、どうしてこんなにたくさんの教会と信徒に仕えることができたのか、自分でも信じられないほどだ。すべて、神の恵みであり、感謝である。 この1年、私と共に忙しく歩んでくれた古い手帳は、私の喜怒哀楽を抱いて、思い出の博物館である本棚に収められることになるだろう。 新しく取り出したきれいな手帳を見ながら、新年には幸せな微笑みが詰まった、胸が温かくなる感謝の話でいっぱいになることを祈ろう。(ジョン・クゥアン著「一生感謝365日」12月31日) いつもブログを読んでくださるみなさまに心からお礼を申し上げます。 10年ほど、毎日更新してきましたが、来年は少し間を置きながら更新しようと思っています。 良き年をお迎えください。 明日の元旦礼拝は午前10時30分から。新年の祝福をお祈りいたします。