土の器

宮本牧師のブログ

わたしの受けたものはすばらしい

詩編の16編6節。 測り縄は麗しい地を示し、わたしは輝かしい嗣業を受けました。(新共同訳) 測り綱は、私の好むところに落ちた。まことに、私への素晴らしいゆずりの地だ。(新改訳) はかり綱は、わたしのためによいところに落とされた。わたしの受けたものはすばらしい。(典礼訳) 測り縄とは、土地の測量に使われた道具で、それを落とす(示す)とは、 土地の境界線を決定されたという意味です。 ダビデは、この比喩によって、いま置かれている場所や立場が、 神によって与えられた最良の場所であると告白するのです。 詩篇16編が歌われた背景は、ほんとうは喜ばしい状況ではなかったと考えられていますが、 ダビデは信仰によって、「わたしの受けたものはすばらしい」と宣言し、 置かれた場所で花を咲かせたのです。 昨日は、静岡は御殿場に近い小山教会で礼拝と宣教セミナーのご奉仕をさせていただきました。 お祈りくださったみなさんに感謝します。 今日紹介している詩編の言葉は、昨日のセミナーで開いた御言葉のひとつです。 私たちも、「はかり綱は、わたしのためによいところに落とされた。 わたしの受けたものはすばらしい」と告白しながら、毎日を歩んで行きましょう。