土の器

宮本牧師のブログ

じゃあ、またね〜!

土曜日は三重県志摩市にあるテベリヤ教会の土曜礼拝の日でした。教会まで行かせていただくのは月に一度だけで、普段は名古屋の礼拝をインターネットのライブ放送で見ていただいています。教会のメンバーで、伊勢市にお住まいの若いご夫妻には、2人の可愛いお子さんがいますが、下の女の子は、今年で3歳になるKちゃん。礼拝が終わると、嬉しそうに私のところにやって来ます。「終わった?」「終わったよ」と返事をすると満面の笑みでひと言。「じゃあ、またね〜!」そして、なぜかハイタッチ。ほんとうは、礼拝後、みんなで昼食をいただくので、まだ解散ではないのですが・・・。テレビ番組みたいで、毎回笑える時間です。でも、それもそのはず、いつもパソコンをテレビに繋いで、ライブ放送を見ていますので、私はテレビの中にいる人。月に1度だけ顔と顔とを合わせて見る生礼拝なのです。キリスト教用語では(カトリック的な表現ですが)、これを「至福直観」と言います。直に観る至福の時。これこそ礼拝の醍醐味なのです。 テベリヤ教会は志摩市のはずれある過疎の町ですが、土曜日には地域の小学校の廃校式があったそうです。過疎化が進み、少子高齢化で学校も統廃合されているわけですが、テベリヤ教会が畔名口に建てられて四半世紀、これまでにたくさんの子どもたちが教会に来てくれました。学校は廃校になりますが、いつか成長した子どもたちが教会に集まってきてくれるように、お祈りを続けたいと思います。