究極の安心
クリスマスは、イエスの誕生を祝う日だが、
それは神が人類に直接触れてくださったことを祝う日なのである。
その意味であらためて見るならば、
古今の聖母子像も思わぬ意味を帯びて見えてくるはずだ。
聖母マリアは、いうなれば人類の代表である。
つまり、ある意味で聖母子像とは、
母マリアが幼な子イエスを抱いているようでいて、
実はイエスが全人類を抱きしめている姿なのだ。
神に直接抱かれるよりも安心なことはない。
クリスマスとは、そんな究極の安心が
この世界に現実となったことを祝っているのである。
---晴佐久昌英「おお、よし、よし」
今日は午前、午後と市内のクリスマス会です。究極の安心をお届けできますように。