土の器

宮本牧師のブログ

GPS

以前、台湾に行かせていただいたときに、当時世界最高層と言われていたTAIPEI101に連れて行っていただきました。高さ508メートル。今年は東京スカリツリーが話題になっていますが、世界で二番目の634メートル。では、世界最高層ビルはと言うと、アラブ首長国連邦のドバイにあるブルジュ・ハリーファで、160階建ての高さ634メートルとか。しかし、数年後には、中東ではそれを越える建物が完成するとのことです。 ブルジュ・ハリーファの建築関係者によると、100階を越える超高層ビルを建てるときには、どんな小さな誤差もあってはならないので、正確さを維持するために、毎時間GPS(Global Positioning System)を使って、人工衛星から継続的に位置情報を受け、点検しながらビルを建て上げていくのだそうです。 高層ビルひとつを建てるにも、人工衛星のチェックを受けなければならないように、神の国の建設に携わる私たちも、いつも自分が正しい場所に立っているか、聖書という神の国GPSで確認する必要があります。名古屋教会でも今年からデボーションガイドをお勧めしていますが、お使いでしょうか?先週は申命記の前半を読んでいましたが、後半に入り、17章には、神様が自分のために聖書を書き写し、いつも手元に置いて読むように王に命じている所があります。聖書がそれほど重要で、個人的なものだからです。私たちには決して他の人と共有できない物がありますが、王にとって聖書がそのひとつだったのです。今週も、自分の手元に聖書を置き、赤線を引き、みことばを口ずさみ、自分がどこに立っているかを確認しながらお進みください。