土の器

宮本牧師のブログ

物語は続く・・・

こんな話を聞いたことがあります。20世紀最大の伝道者ビリー・グラハムについて、彼が若かった頃の逸話です。 ビリー・グラハムはアメリカのモンゴメリーで大伝道集会(クルセード)が開催され、講師として招かれました。モンゴメリーは人種差別の激しい地域でしたが、若いビリー・グラハムはこのクルセードで、白人と黒人の席をわけることを拒否しました。また、白人と黒人の混合の聖歌隊を作ることを提案しました。それに対して南部のメディアは一斉にビリー・グラハムを批判し、新聞は「田舎者ビリー・グラハムは教会を百年も前に戻すためにやって来た」と皮肉をたっぷり込めて、デカデカと書きました。しかし、クルセード当日、ビリー・グラハムは大会衆とメディアを前に、一寸もひるむことなくこう語ったのです。「私が教会を百年前に戻そうとしているなら、私の働きは失敗です。私は百年前ではなく、二千年前に戻そうとしているからです」と。 教会は使徒行伝のごとく! 私たちの教会が使徒時代の教会の姿を取り戻し、その物語の新しいページを書き続けていくことができますように。物語は続く・・・天におけるように地の上にも。ア−メン。 明日から岡山の藤井牧師と豊田の道宣先生が1週間のアメリカ伝道に遣わされます。みんなで祈りましょう。