土の器

宮本牧師のブログ

したい事をするのをやめ

安息日に歩き回ることをやめ、 わたしの聖なる日にしたい事をするのをやめ、 安息日を喜びの日と呼び、 主の聖日を尊ぶべき日と呼び、 これを尊び、旅をするのをやめ、 したいことをし続けず、取り引きを慎むなら、 そのとき、あなたは主を喜びとする。---イザヤ書58の13 こんな話を読んで感動しました。 夫の事業が行き詰まり、考えた末、経験のある職種から始めようと決心して職業安定所の門をたたきました。希望条件の欄に「日曜は休みます」と書き込み、いくつかの会社で面接を受けているうちに、3ヶ月が過ぎました。ある日、知人の紹介で面接を受けた療養施設の採用通知を受け取りました。日曜日に当直があることが気になっていましたが、いざ採用と聞くと、主が何とかしてくださるだろうと期待しました。しかし、2ヶ月も経たないうちに日曜の当直が回ってきました。私は落ち着かない気持ちで部屋の中を歩き回った後、教会に相談の電話をかけました。間もなく退社を決め、その後いろいろな経緯で同じ職種の仕事を見つけましたが、日曜の当直を避けることができませんでした。 一週間が過ぎ、二週間が過ぎました。「あなたはいつ聖書を通読するのか。時間ができればするのか。」主の実声が聞こえるような気がしました。「神様、聖書を全部読みます。それから職場を探します。私の条件を聞いてください。日曜に休めて通勤が困難でない場所に導いてください。」祈りのたびに欠かさず祈りました。それから・・・、聖書通読を終え、二日目、主は私の条件にピッタリ合う職場を備えておられました。「日曜は休み。土曜は隔週で休み。午前10時出社。午後4時退社!」聖日を守ろうとする私の祈りに答えてくださった神に心から感謝します。 保育園に行く途中にハローワークがありますが、毎朝、大勢の方がビルの前に集まっています。時代を反映している光景に「こういう時代なんだなあ」と考えさせられます。もちろん、仕事を探している方には死活問題で、一刻の猶予もないケースもあるのでしょう。でも、そんな時こそ立ち止まって、神との関係を見直す機会なのかもしれません。明日は主の聖日、尊ぶべき日。まず主を礼拝することから始めませんか。祝福の主を。