土の器

宮本牧師のブログ

聖書は生きている

聖書は生きていて、私に語りかける。 聖書には足があって、私を追いかけてくる。 聖書には手があって、私をつかんでくれる。 聖書は生きている。 ---マルチン・ルター 「そろばんを抱いたクリスチャン」と呼ばれる小林富次郎さんはライオン歯磨の創業者です。彼が事業に失敗して北上川にかかる橋から身投げしようとした時のことです。以前、牧師からもらった一枚の葉書に書かれていた言葉を思い出しました。それは聖書の言葉でした。「およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。」(ヘブライ人への手紙12の11)彼は御言葉に掴まえられ、自殺を思いとどまり、「小林富次郎商店」を東京の神田に開設しました。それが現在のライオン歯磨です。